お知らせ

2014/05/01

平成25年度の災害防止女性作文コンクール入賞者が決まりました

昨年募集いたしました「災害防止女性作文コンクール」は厳正な審査の結果、13 編の入賞作品を決定し、副賞をそえて表彰いたしました。
今回は、345編の応募があり、次の方々が入賞されました(敬称略/五十音順)。

「大賞」(1編)
タイトル 氏名 事業所名
我が社の災害防止対策 仙石 かな 有限会社丸栄工業
「優秀賞」(2編)
タイトル 氏名 事業所名
事故ゼロをめざして 樋口 京子 エム・シー・エルアローズ株式会社
小さな事から大きな安全 馬把 美晴 有限会社迫本工業所
「佳作」(10編)
タイトル 氏名 事業所名
〈声かけ〉から始める安全対策 厚母 真央 フランス菓子シャルルフレーデル
あえて口に出す効果 奥本 惠英子 テクノトピア
予防の大切さ 木下 正子 木下金属工業所
災害は、突然に 駒居 貴子 有限会社駒居鉄工所
無事故・無災害を目指して 竹中 美穂子 株式会社西村工務店
せまくても動きやすい店を! 田中 梓 Pain de “A”
整理整頓 常陰 加奈子 カーケアツネカゲ
職場での安全対策について考える 西岡 紀子 株式会社STクラフト
職場の安全対策 森山 美穂 コーホーセイキ
小さな気づきと日々の安全 渡辺 利加 JAKARAカフェ

災害防止女性作文コンクール大賞受賞作品

我が社の災害防止対策

兵庫県 仙石 かな (有限会社丸栄工業)

当社の災害防止対策としてまず第一に社員のヒヤリ・ハットを重視して事故を未然に防ぐよう努力しています。

まず、毎月末に社員からその月にあったヒヤリ・ハットを募集します。勤務記録と一緒に必ず出すように義務付けていますので、大体一人二〜三件ぐらい集まります。

そしてその集まったヒヤリ・ハットの中から特に重視するものを選び、社内向けに発行している安全新聞に載せています。ちなみに安全新聞は、月一回のペースで発行しています。

あと、安全新聞には、元請会社及び取引会社で行った安全衛生大会や、現場での安全衛生協議会等で頂いた資料及び担当者が聞いてきた内容をまとめて掲載し、月に一度の社内ミーティングの場で、社員に配布しています。

また、安全新聞は、安全の事だけでなく社員の誕生日であったり、時には社員の結婚記念日なんかを載せたり、社長のつぶやきのようなものを載せて、社員がより一層興味を持って読めるものにしようと心掛けています。

これまで安全新聞で紹介されたヒヤリハットを基に改善された例を、四点ほど紹介したいと思います。

まず一つ目は、大きめの荷物を両手で抱え、運搬時に足元が見えずに、足元のコードに引っかかり転倒しそうになったという事例と重い荷物を持った際に、腰を痛めたという事例がありました。このヒヤリ・ハットを基に現場で作業をする際は必ず台車を持って行くということを義務付けました。台車があれば、一人で持てるかどうかの重く大きい荷物も手押し台車を利用するようになり、より安全に場内運搬できるようになりました。当社では、どんな簡単な作業でもこれだけは必ず持って行くリストがあるのでそこに手押し台車を追記しました。ちなみにそのリストには他に掃除道具やウエス(雑巾)等必ず使用するであろうアイテムが記載されています。そのリストを各自チェックの上、上司に提出しサインをもらって初めて現場に出発できます。そうすることによって台車等の積み忘れを無くし、無理な一人作業率が軽減されました。

二つ目は、現場作業員が高所での作業時に、よく手持ち工具を落としそうになったというヒヤリ・ハット事例がありました。この事例を基に、落下防止のチェーンのようなものを支給し、工具と腰ベルトをつなげれるようにしました。これにより万が一、手元から工具が滑り落ちてもチェーンで止まるようになりました。

三つ目は、この時期に一番多い熱中症です。これに関しては、急に立ち上がったらクラクラした、気分が悪くなった等、数多くの事例があがってきています。この事例を基に、熱中症には基本に忠実に塩飴とスポーツドリンクの支給と、通常時より多く休憩回数をとり一日三回(朝・昼・休憩時)の現場管理者の健康チェックを義務付けました。以上のことを徹底していくうちに、年々熱中症及び予備軍は減ってきたと思います。

四つ目は、各現場に向かう際の交通安全についてよくヒヤリ・ハット事例があがってきます。その中でも冬場運転時のスリップの事例が多いです。当社ではそのヒヤリ・ハット事例を基に、十一月一日〜十五日までを車輌点検期間として、スタッドレスタイヤへの変更とその他整備を整備会社に依頼しています。これにより、スタッドレスタイヤへの変更の忘れが無くなり、急な気温の変化による道路凍結の際も安心して運転可能となりました。

当社では以上のような災害防止対策を徹底し、災害事故はもちろん、ヒヤリ・ハット自体も無くしていこうと日々改善努力しています。